
予備校といえば、多くの人が"大学受験予備校"というイメージをもっているのではないでしょうか。
実際は、大学受験に限らず、司法試験、医師や看護師国家試験、公務員試験、高校卒業程度認定(高卒認定)試験といったあらゆる資格試験の対策を行っている学校も予備校とよばれます。それぞれの予備校は各種試験の受験生に対して、試験の情報や学習方法などを提供する教育機関として活用されています。この中で最も利用者が多いのが大学受験予備校のため、「予備校=大学受験予備校」として認知されているのです。
予備校は全国各地に何万とあります。その教育システムは、大人数で授業を行うクラス制をとっているものから、少人数・個別指導型で授業を行うものまでさまざまなタイプがあります。さらに、全国展開している大手の予備校、個人経営、地域密着型のものなど多様に存在しています。
大学入試や各種資格試験に合格するためには、それぞれの試験内容や出題パターンなどを分析した情報が必要になります。とくに大学入試の場合は、各大学ごとに出題傾向や難易度も異なるので、学校の授業や独学で受験勉強を進めるには範囲が広すぎます。そこで、受験ノウハウを持った予備校に通うことが有効になるのです。
小学校、中学校、高等学校に通う目的は、将来社会に出てから困らないように勉強以外にもさまざまな知識や教養を身につけることにあります。音楽や芸術、体育などの教科も幅広く学び、受験を前提とした授業ばかりではないことがいえます。
一方、予備校の授業というのは、各種試験の合格に必要のない学習は省かれます。要点を絞って効率的に受験勉強を進められるので、大学入学や資格取得といった目標をもっている受験生たちにとって、合格への近道となるわけです。